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Imatest Imatest Master

画像の評価・分析をするソフトウェア

  1. Imatest Master Imatest
Imatest Imatest Master
  • 概要
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Imatest Masterは、デジタル画像を評価、分析するソフトウェアです。レンズ、イメージセンサー、カメラのシグナルプロセッシングからの画像を測定します。鮮明度、解像度、ノイズ、歪など多くの測定モジュールを1パッケージに納め、測定項目に合わせた多種多様なテストチャートもご用意しているため、総合的な評価が可能です。主に自動車、監視、医療分野などで使用するカメラモジュールの研究・開発にご使用いただいております。

詳しい情報やライセンスに関するご相談、または製品の使用方法については、ぜひリーダー電子までお問い合わせください。また、測定に適した環境づくりについてもお気軽にご相談ください。

  • 30種類以上のテストチャートで測定する機能を有しています。
  • 効率的で信頼性の高い測定が可能ですので、非常に多くの導入実績があります。
  • カメラからのダイレクト画像取得機能により、測定を簡略化します。
  • 連続測定により、システム性能に関わる様々なパラメータのリアルタイム表示が可能です。
  • SFRplus/eSFR ISOのテストチャートを使用することにより、様々な画像評価を一度に行えますのでチャートの交換時間を短縮します。
  • 測定結果をCSV、JSON、XMLで出力することが可能です。

Version25.1

Imatest バージョン 25.1は、Simatest カメラ&ISPシミュレーターの導入、UIと設定の改善、出力ドキュメントの強化、Apple Siliconのネイティブサポートなど、様々な新機能と改善点を含む重要なリリースです。

 

Simatest カメラ&ISPシミュレーター
SimatestはImatest 25.1の一部として導入され、レンズの劣化、イメージセンサーのノイズ、ISP(画像信号処理)パイプラインの影響を含む完全なカメラシステムをシミュレーションし、すべての重要な画質要因(KPI)を予測できます。これにより、「ソフトプロトタイプ」を作成してカメラシステムの開発と画像処理パイプラインの速度を向上させ、レンズ、イメージセンサー、画像処理がカメラシステム性能に与える影響を検討できます。

 

   

インターフェースの改善
Windows ExplorerとMacOS FinderからImatest Masterにファイルを直接開けるOpen With Imatest機能が追加されました。ほとんどの分析ターゲットにImatest Storeへの新しい直接リンクが追加され、チャート製品の表示が容易になりました。コンソールパネルのレイアウトが改善され、ドッキングオプションと全画面オプションが追加されました。ユーザーインターフェースの設定を簡単に管理できる新しいUI Settingsページも導入されました。

 

設定の改善
設定ページが再編成され、Imatest Masterの分析設定へのアクセスが容易になり、新しい「Save + Re-Analyze」ボタンが追加され、パフォーマンスが向上し、検索体験も改善されました。ITおよびPass Failの設定も新しいSettings Windowを使用して編集できるようになりました。
出力ドキュメント
歪みとシャープネスのJSON出力、同心円モジュール、迷光モジュールの結果を文書化した新しいウェブページとExcelシートが提供されています。現在のところ、出力ドキュメントは限られていますが、将来的にはより包括的になる予定です。

Apple Siliconサポート
以前はRosetta 2エミュレーションレイヤーを介してApple Silicon Macがサポートされていましたが、Imatest 25.1ではMacOS Siliconビルドが提供され、パフォーマンスが向上しました。

その他の改善
Concentric Rings FOV: 光学歪み率の新しいプロットと出力、Regmark検出のデフォルトがML/CV(機械学習/コンピュータービジョン)に設定され、結果のドキュメント化が強化されました。
Stray Light: ファイル名からの選択メタデータ抽出、カスタムRGB輝度ウェイトのサポート、IEEE Std. P2020 Flare Method Bマスク半径の計算機能、追加の画像処理ベースのマスキングチューニングオプション、結果のドキュメント化が追加されました。
Batchview: 複数のパラメータープロットを単一のプロットに結合できるようになったほか、C_4、C_max、SNRi(2×8ピクセルオブジェクト用)、エッジ位置標準偏差(sigma)などの情報メトリックが追加されました。また、垂直軸の対数プロットオプション、自動スケーリングの改善、ゼロ–最大または最小–最大でのプロットオプションも提供されます。

代表的な検査項目

  • SFRplus
    SFRplus専用テストチャートを使用して、多くの画質ファクターを測定します。
  • SFR
    ISO-12233テストチャートの傾斜エッジ部を分析します。
  • Rescharts
    インタラクティブなインターフェイスで解像度テストチャート(ウェッジ、ランダム、スター)の分析が可能です。
  • Multicharts
    グリッドと放射状のパッチリングで構成されたテストチャートで色とトーンの分析が可能です。
  • Even Field
    センサーの傷や欠陥ピクセルの検出、及び、色と照明の均一性測定が可能です。
  • Dot Pattern
    単純なグリッドの点を使用して歪みと色収差のテストが可能です。

画像取得用ハードウェア

センサー評価ボード

  • OnSemi
  • オムニビジョン
  • 東芝
  • STマイクロエレクトロニクス
  • グラフインEasyLab

キャプチャーインターフェース

カメラ

  • Adimec (アディメック)
  • Allied Vision Tec (アライド ビジョン テック)
  • FLIR (フリアー)
  • 浜松ホトニクス
  • 日立
  • Matrox Imaging (マトリックス イメージング)
  • Micrsoft Kinect (マイクロソフト社キネクト)
  • National Instruments (ナショナルインスツルメンツ)
  • ソニー
  • 東芝テリー
  • GEViCAM (ゲビカム)
  • Imperx (インプレックス)
  • Lumenera (ルメネラ)
  • Matrix Vision (マトリックス ビジョン)
  • Teledyne DALSA (ダルサ)
  • QImaging (Qイメージング)
  • VRmagic (VRマジック)
  • XIMEA (キシメア)
カタログ

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